つっぴ君と ソウルフード その3

つっぴ君は、焼きそばも大好きです。
お祭りの屋台などでは「焼きそば・たこ焼き・広島焼き」が、つっぴ君の三種の神器でした。
たこ焼き、広島焼きは、そうそう自作はできませんが、焼きそばはつっぴ君は大得意で「おにいさんが作るのが一番おいしい」と胸を張っていました。


おいしい焼きそばの秘訣は
一つ、麺はざるに開け、沸騰したての湯でほぐし、よくお湯を切ること
一つ、肉は豚バラを使い、こんがりするまで火を通すこと
一つ、トッピングに揚げ玉と刻み海苔を欠かさぬこと
だそうでした。
そして、もう一つの秘訣は
一つ、野菜やなんかは、人に切らせること
一つ、お湯やなんかは、人に用意させること
だったのです。


つっぴ大先生は、材料の準備が整うと台所へ現れ、まずは何もしないで様子を見るのです。そして私が麺を湯通ししないで炒めようとでもするや否や「交替!」を宣言するのでした。うんちくを傾けつつ「一番おいしい焼きそば」を作るつっぴ君ですが、その後は私はテレビを観たりゲームをしたりしていれば焼きそばが出来上がるというシステムになっておりました。


先日つっぴ君の大好きなマルちゃんの焼きそばがテレビで取り上げられていました。久しぶりに見る1パック3人前のそれは、もちろん、つっぴ君一人前であることは言うまでもありません。



つっぴ君バスケット左近の桜の内容物。奥のペヤングはコンビニ限定大盛りVer.です。