つっぴ君と プロレス技

つっぴ君はふと昔を懐かしむように
「プロレスしたいなぁ〜・・・」
と言うことがありました。
体育館で体操部のマットを敷いて、プロレスごっこがしたくなるらしいのです。
我が家には体育館並みの広さと体操部のマットはありませんでしたが、対戦相手はおりました。
私です。


コブラツイストをかけられた時は、体格差から技が決まらず
「ちぇっ!君、つまらんのぅ!」
と言われました。
キャメルクラッチをかけられた時は、予想以上に背中が反っても私が平気だったため
「きゃー!怖いっ!君、気持ち悪いわ!」
と言われました。
でも、まだましでした。


妹二人と群馬の温泉に行った時、妹と私がぬる〜いかんじでヘッドロックを掛け合う姿に業を煮やしたつっぴ君は
「ちょっと・・・」
と割って入ると、私にヘッドロックをかけました。
首が取れると思いました。
その流れで、スリーパーもかけました。
およそ人間からは聞いたことのない「ぷしゅ〜」という音がしました。


バカリズムだったら、こう言うでしょう。


「それが、窒息 だ」と。


証拠写真も残っています。とても楽しそうです。額に入れて飾っています。・・・。