つっぴ君と 遅れて来たザク

つっぴ君は、子供の頃はガンダムを観ていませんでした。「絵が変だったから」と言い、興味がなかったと話していました。
子供の頃はマンガもアニメもあまり観なかったとも言っていました。マンガは「手塚治虫先生とドカベンだけで十分」だったのだそうです。
大人になってからも別にマンガもアニメもそう興味はありません、という顔をしていましたが、スカパーやTVKガンダムを観たつっぴ君は、こんなものを作っていました。

ザクをデジカメで撮影し、いろいろ加工したものです。また


組み立て済みのザクに彩色したり、食玩のザクを並べたり、歩くザクをテーブルの上で歩かせたり、「興味のない」人にしては、ずいぶん楽しく遊んでいました。


お気に入りの一枚「かっちょえ〜っ!」とのりのりでシャッターをきっていました。


工具箱には模型用塗料やサンドペーパーや細かい道具が入っていました。プラモデルも買っていましたが、完成はしないまま積んであります。
箱のままのプラモデルはガンプラだけではありません。たぶん子供の頃「興味ない」のではなく「手が出なかった」ものを、あれこれと集めていたのでしょう。代わりに組み立ててみようと箱を開けてみましたが、無理そうなので積み直しました。


お店では目をキラキラさせて物色していたつっぴ君ですが、いざ購入となると抱えて来た商品をレジに並んでいる私に「買うてきて」と押しつけました。自分で買うのは、ちょっと恥ずかしかったようです。横浜模型でモデルガンを買った時は、「へっけらーこっくのもでるがんをくださいって言うんやで」と私に1万円を握らせて、お店の外で隠れて待っていました。私は鵜か?と思いましたが、この鵜は優秀で、モデルガンの他にEVAのポスターも飲み込んで帰って、ご主人様にずいぶん褒められましたとさ。