つっぴ君と 食玩コレクション

つっぴ君が食玩を集め始めたのは、チョコエッグがきっかけです。


毎日のように会社帰りにコンビニに寄っては、袋にいっぱいチョコエッグを買って帰ってきました。私も楽しみにしていたので、すぐに開けたかったのですが、つっぴ君は「ご飯が先ー」ともったいぶって食卓の隣の椅子に袋を置き、食事を終えるとやおら袋から箱を取り出し、テーブルに並べるのでした。
つっぴ君は一つ箱を開けるとチョコエッグを私に渡します。私はチョコを割って中身をつっぴ君に渡します。チョコを食べる私の前で、つっぴ君いよいよフィギュアを取り出すのです。
最初こそ、このように恭しくも丁重に扱われていたチョコエッグですが、回数を重ねるにつれ、どんどん箱から出し、どんどんチョコを割り、どんどん中袋から出すまでもなく「あー、これ2個目だ」ということになったりするようになりました。それでも食事が済むまで私が「待て」されたのは変わりませんでした。


チョコエッグが何故好きだったのかというと、やはり「かっちょえー!」からに尽きたようです。
出てきたフィギュアを上から下から眺めては、同封されているパンフみたいなものと見比べて、うなずいたり、改めて「かっちょええ」とつぶやいたり。再びパンフに目をやると、まだ手に入れていないフィギュアを確認したり、色違いがないか探したり、食後のお楽しみタイムを存分に堪能していたようでした。


チョコエッグ御家騒動の後も、次々と発売される食玩を探しては集めていました。一番好きだったのは、やはり海洋堂の日本の動物シリーズだったと思います。あとは戦車・武器シリーズと、昭和のグッズやアニメなど懐かし物シリーズでした。「足踏みミシン」がテーブルに乗っていた時には、このシリーズには夢中になりませんようにと願ったものです。


チョコエッグ時代の動物たちは、コレクションボックスに入れてもらったり、ずいぶん可愛がられたのですが、中でも一番目をかけてもらったのは「カエル」でした。あの色、形がよかったのでしょうか。理由はわかりませんが、今年のバレンタインチョコはカエルにしてみました。




ニトリで買ったコレクションボックスです。つっぴ君の趣味にしては、かわいいですね。


バレンタインディのチョコです。2/14にあげて、3/14に私が食べました。