つっぴ君と 大好きな任天堂(続)

つっぴ君は、結婚後、意外にもゲームが大好きになりました。
ゼルダの伝説以外にシリーズで好きだったのは「マリオ」でした。「スーパーマリオ」はプレイしたことがないのに「マリオカートダブルダッシュ」「マリオゴルフファミリーツアー」「スーパーマリオサンシャイン」とスピンオフ物には、すっかりはまっていました。


マリオカート」はゲームをするようになって、わりとすぐに遊んだゲームです。レースの最中に私がつっぴ君にバナナをぶつけたところ、「君!今何したんや!!」とたいそうお怒りになりました。そして「あー、つまんないのぅ。もう、これいらない。売って来て。明日ぶんぶんで売って来て」と言い出しました。私が「だって、つっぴ君は?ボックスを避けるんだもん・・・」と言うと「卑怯や!」「汚いのぅ!」とぷりぷり言いながらも「?ボックスって何?」と確認するのは忘れませんでした。この後、私がいろいろな物をぶつけられたり雷を落とされたりしたことは言うまでもありません。
もともとレースゲームの苦手な私は早々に「マリオカート」からは脱落したのですが、つっぴ君は毎晩レースに参加してはドライバーズポイントを稼ぎ、表彰台の真ん中で優勝カップを抱く姿を「見て!見て!」と見せびらかしていたものです。


マリオゴルフ」では、つっぴ君はプレイするキャラクターをいろいろ試したり、コースを入念に下見したり、スイングの練習をしたりすることを欠かしませんでした。私はレースではコースアウトすれば、もうやる気をなくしますし、ゴルフでは一度ボギーを叩けば、もうラウンドを諦めるのですが、つっぴ君は途中でやめることはせず、コースアウトしてもボギーを叩いても、一つのレースや試合を最後までプレイしていました。こんなことで尊敬されても嬉しくないかもしれませんが、18ホールをもくもくと回るつっぴ君を、偉いなぁと思って見ていました。もちろん順調に優勝を重ねて、鼻高々でした。


スーパーマリオサンシャイン」は、すでに「ゼルダの伝説」で謎解きとアクションの腕を磨いていたつっぴ君には、恐るるにたらずのようでした。ゴルフでミニスカだったピーチ姫が、こちらではまた軽装で、「肌の露出」に関して言及しつつ遊んでしました。


常夏の島を水鉄砲を抱えて走り回るマリオは、つっぴ君そっくりで、見ているだけでも楽しかったです。


http://www.youtube.com/watch?v=Ygcf2mGB4Uo
マリオゴルフのOPです。本当は毎晩鳴り響いていたカートのBGMがあったらよかったなぁ。